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ボクシングのWBA世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)は7日、ワールド・ボクシング・シリーズ(WBSS)1回戦(横浜アリーナ)で元WBA同級スーパー王者フアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)と対戦。1回で衝撃のKO勝ち。デビューからの連勝を17(15KO)に伸ばした。パヤノはプロ21戦目で初のKO負け。五輪にも2度出場。豊富なキャリアを誇る難敵ドミニカンを一蹴した。これで世界戦のKO勝利は国内単独最多の11度目。世界戦連続KOも「7」に伸ばし、「6」で並んでいた具志堅用高を上回った。

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クルーザー級とスーパーミドル級で行われたシーズン1は賞金総額50億円以上と言われたメガトーナメント。そのシーズン2が開幕。世界王者4人が参戦するWBSSバンタム級の栄えあるオープニング試合。世界120の国と地域で生中継される世界的にも注目度の高い1戦で、井上が衝撃を走らせた。

まさにモンスターの異名にふさわしい勝利だった。スーパーフライ級時代は強すぎるがゆえに対戦相手に避けられ続けた。さらに階級を上げてのバンタム級デビュー戦も6度防衛中のWBA王者ジェイミー・マクドネル(英国)に112秒で勝利。伝統的に強豪がそろうバンタム級でも、その名を世界へ強く印象付けた。

そんな中での世界一決定戦。井上は優勝候補の大本命として名を連ねた。米リング誌のパウンド・フォー・パウンド(PFP)ランキングでも7位に入る軽量級屈指のスター。WBSSのカレ・ザワーランドプロモーターも「彼をリングに招くことができたのは最高の名誉」と話していた。主催者サイドにとっても、目玉中の目玉だった。

圧倒で1回戦を突破したモンスター。準決勝(時期は未定)は、10月20日に米フロリダ州オーランドで行われる。18戦全勝のIBF王者のエマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)と同級3位ジェイソン・マロニー(オーストラリア)の勝者と激突する。

史上最高の逸材とも呼ばれる井上は、今後どんな伝説を打ち立ててくれるのだろうか。

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