ビットコインの「ビット」とは、コンピューターが取り扱うデータの最小単位です。コンピューターの世界は、0と1を組み合わせた2進法が使われていて、その1桁をビットと呼ぶことから、デジタル世界の基本単位となっています。

このため「ビット」は、物質から情報化社会への変化の流れを表す言葉としても用いれられます。ビットコインは、通貨が物質という枠組みを抜け出し、情報社会に解き放たれる象徴する名称とも言えます。

●自動プログラムで発行される

普段使っているお金は法定通貨といい、日銀などの中央銀行から発行されていますよね。法定通貨は国家が発行権限を持っているので、大量に発行されれば、価値が下がりインフレが起こります。

一方、ビットコインを始めとする仮想通貨には、発行元はいりません。
設定されたプログラムにより、約10分ごとに通貨が自動発行されます。
ビットコインは、2140年までに2100万のコインが発行されます。発行量が決まっていて、約4年ごとに半減しながら発行されるため、インフレになりにくい構造を持っているといえるのです。

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●通貨としてのはじまり

ビットコインは当初、オンラインコミュニティ内で使われるゲーム通貨のようなものでした。
ところがあるとき、「誰か、ビットコインとピザを交換しない?」というメッセージを見た人が、実際にピザ2枚を届けて1万BTCと交換をしました。

2010年5月22日、ピザとビットコインの交換が成立。
5月22日は「ピザビットコインデー」と呼ばれています。

現実社会のモノやサービスとの交換が成立したのが、ビットコインの始まりとされています。価値が認められたことで、ビットコインは現金と同じ価値を得ることになったのです。

●通貨の3つの条件を満たしているのがビットコイン

通貨には、価値の尺度、交換、保存という3つの条件があります。ビットコインはこの条件を全て満たしている故に通貨と認められているのです。

通貨の条件①  価値の尺度 ピザ2枚 = 1万BTC

通貨の条件②  価値の交換 ピザ2枚と1万BTCは交換できる

通貨の条件③  価値の保存 ピザは食べると無くなるが、ビットコインは残る

●新規発行のコインが作業報酬

ブロックチェーンに取引データを書き込むのは、マイナーと呼ばれる人たちです。取引の正しさを確かめ、過去のブロックに新規ブロックをつなぐマイニングという仕事をしています。ビットコインは約10分ごとに新規に自動発行されますが、マイナーは報酬としてこれらのコインを受け取ることができます。

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